クソ

批評サイトで、「この本は〇〇で、××がテーマだ」などとわかったように評価されると、腹がたつ。

 

例えば、自分が読んだ本について批評している有名なブログを先日たまたま読む機会があった。そこには「この本は壮大なラブストーリーである」という総括がなされていた。

言われてみれば確かにと思うところは、間違いなくある。だけど、おれがその本を読んで「面白い!」と思ったのは、そんな俗的で簡単に説明できるようなところだったか?と思う。そんなはずはない。

この本の主人公は、自分の思考よりも一つ深いところにいる。他人を偉そうに俯瞰しているつもりになっている自分を、さらに俯瞰した場所に、この主人公はいる。そんな主人公が困難に直面し、さらにビヨンドな考え方を提示してくれる。それを本という媒体で示すことのできる作者は、さらにもう一つ深い次元で物事を捉えているんだろう。そしてこの本の最後には全てが繋がり、主人公と親友2人の愛の話だったことがわかる。全ては書き手の意図があって、その上で、物語全体の総括が行われるべきではないか。単純な最後のどんでん返しに目を向けすぎではないか。

あまりに浅はかな見地で語るものだと、憤りを感じた。

 

とはいえ、この考えだって、自分自身のエゴにすぎない。

この批評ブログを書いた人は、それを把握した上でこのような書き方をしたのではないか?

そもそも、この本の筆者にそんな意図は一切なかったのではないか?

 

考えすぎは逆に視野を狭めると言う。誰の耳にも心地のいい話などない。

自分の好きなものを、自分の好きなように消費すればいい。人の消費の方法にケチをつける方がナンセンスなのかもしれない。

 

そんなことをしている暇があったら、大学の勉強をした方がいい。来週の月曜からテストなのに1秒も手をつけていないお前の方がよっぽどくだらない。

 

勉強します。