ぐわら

「ストライクゾーンが狭い」と「守備範囲が広い」って、なんか凄い違和感を覚えませんか。

「ストライクゾーンが狭い」は、例えば理想が高いだとか、ものの好みが偏っているだとか、そういうときに使われて、対照「守備範囲が広い」っていうのは、何にでも興味を持つ雑食タイプで、ある程度分け隔てなく好き、なんて意味で、わかりやすく対義語なんだけれど、なんで「ストライクゾーン」の方は打者で「守備範囲」の方は守備なのか。

ものを比べるなら同じ土俵であるべきでしょう。

土俵というと、まあ両方野球だし同じ土俵じゃん、と思うかもしれないけれど、そういうことじゃあなくって、あれ、中学校の理科の実験を思い出すと、対照実験なんてあったでしょ、検証の対象以外の条件は両方同じじゃないといけないってやつ、要するにそういうことで、つまり攻撃と守備の条件を変えちゃいけんと思うんですよね。

まあ「ストライクゾーンが広い」とか「守備範囲が狭い」って表現もあるけど、どちらかといえば逆が定着してる感じがしないですか?しない?なんか言ってて自分でそんなことねえなと思ってきた。いやでも「おれは180センチより大きくてSっ気があって、胡椒をペッパーミルから直で食べる女の子としか付き合えない」って聞いたらお前ストライクゾーン狭っ!!って思うし、「音楽?ああ、System Of A Downも聴くし最近は音のソノリティも好きだよ」とか言われたら守備範囲広っ!!って思いません?思いますよね?そういうことです。

で、この違いはなんなのかと考えると、やっぱ言葉の印象なんじゃないだろうか。コトダマ。

どうも、ストライクゾーンの狭い人、一般的な好みと外れた嗜好のある人って、ちょっと攻めてる感じ。インハイアウトローみんなが手を出さないとこにガンガン手を出して、ど真ん中は「なんか違うんだよなあ」なんて見送って、そんなイメージ。大学教授とか、偏屈な人多いじゃん。「蛇の道は蛇」ということわざがあるけど、まさに、ぴしゃり、しっくりくる。攻めてる。打撃だ。

じゃあ守備範囲が広い人、何でも好きでいつ何を聞いても「それならあそこがおすすめだよ」なんて言ってくる人は、どうか。守りの感じがしないだろうか。蛇ってよりは、カスタマーサポートセンターじゃないだろうか。とりあえずこいつに聞いときゃ少なくとも間違いはない、みたいな。アンジャッシュ渡部。癪だけど。センター守ってそう。

なんて、適当言ってますけど、「守備範囲が広い」筆頭のアンジャッシュ渡部が佐々木希なんてマブいスケこましてるんすからコマッタ。「事務所に迷惑かけちゃうから」って誘いを断って、冒険しないつまらんやつ!守りすぎ!なんて、それで最後には結婚しちゃうんだから、なんなん、あれは、本当につまらんやつやな、ええ、結局、何が言いたいかって、ええと、あれっすね、攻撃は最大の防御ならぬ、防御は最大の攻撃です。あはは。おやすみなさい。