nikki

適当なことを言う日記です

2019-01-01から1年間の記事一覧

備忘:コートールド美術館展メモ

セザンヌは字がでかい セザンヌ 風景画は茶っぽいオレンジと緑の割合がかなり多い。草木の緑、幹や土の茶、空の青。1870年代はかなり明るめ、80年代前半も、後半あたりから暗くなってくる(サントヴィクトワール山とか) 風俗画は風景画より画面が暗い。(80年…

せめてあなたがサディスティックであったなら

誕生日に山吹色のガーベラの切花を二輪もらった。 人から植物をもらうという経験がなかったから花瓶はひとつも持っていないし、まして茎の切り方、花の挿し方、切花の寿命などもわからず、四月から花屋でバイトをしている友人をたのんで簡単なやり方を教わっ…

自他の境界線を強く引け

共感ということについて ジョーカーをみた とても面白かった 特に階段を降りるように上るアーサーと、上るように降りるジョーカーの画が忘れられない 映画の中のひとつひとつの辛い出来事には脈絡がなく唐突だけれど、人生だって本当はそういうもので後から…

ひきだし、しわ寄せ

何年か前から会話の“間”に頓着しなくなった。 返答に迷えば保留するし相手の言うことが理解できなければ何回でも聞きかえす。ぴったりくる言葉が見つかるまで時間をかけて考える。そのようにしていたらなぜか身振り手振りが自然に大きくなっていた。それはと…

知らない人と話す

それは愛と恋とセックスの区別がついていないってことですよ、言わせてもらいますけど。 年の上下に関わらず敬語を貫くひとで好感を持った。愛とか恋とかはよくわからないから、 はは、そうかもしれない。わからなくてすみません。 と答えた。 結婚ならまだ…

好き勝手にいきるぞ、人生は短い と装苑を読んで思ったので、 忘れないようここに記す。

ムンク

先日、といってももう2ヶ月ほど前になるが、上野にムンクの展覧会をみにいった。 一番心に残っているのは、偏執的なまでに生き生きと描かれた岩。舞台は海岸やら森やら様々だった記憶があるが(なにぶん時間が経ってしまっているので定かではない、もっと言え…

コップの中で氷がとけきるまでの時間をはかったことがある。なんどやっても、私の家よりも彼の家でやる方がはやくとけた。りんごジュースを注いでも、麦茶を注いでも、飲むヨーグルトを注いでも、結果は同じだった。私たちはそこに霊的な意味を見出してはう…