ニーナシモンをきいたら留学してたときを思い出してすこし泣きそうになった それは確実に日常としてしこしことすごしていたはずの留学生活がいつのまにか非日常の思い出にかわってしまっていることのまぎれもない証左で美化ふざけんなとおもい脳内のイメージから必死に色を抜いてはふたたびニーナシモンに色づけされきょうも生活が続いている
どう考えても直接みる世界よりテレビの4K画質のほうがずっと画素が高くて何度みてもあたまが混乱するのは私たちが救いようのない馬鹿だからではなく自己防衛みたいなものなのかとぼんやり思ったがなぜそう思ったのか思い出せない 模範的に生きているうちは決して想像しうるよりも鮮やかには瞬間は過ぎていかない(氷はあくまで冷たくバラはあくまで赤い)
おじいちゃんが死にかけている 比喩ではない 生きてほしいけど、けど、無理しなくていいけど、勝手に全身から生命力(があるとすれば)をこちらからあちらにおくるハグをした もう一週間ももたないんだって どうする?どうしようもないか 賢しらぶってる場合じゃないにゃん